京都に飽きた外国人たちが次に向かっている、古き良き「宿場町」

2018.01.17

日本で最長!中山道のど真ん中にある「奈良井宿」

 

奈良井宿は日本で最長の宿場町です。延長はなんと中山道沿いに約1㎞もあります。

南には、難所と言われた鳥居峠が控えていたため、多くの旅行がふもとの奈良井宿に泊まっていたそうです。そのため「奈良井千軒」と言われ、その当時は大変なにぎわいをみせていました。およそ400年経った現在も、江戸後期~末期の民家を約180軒も残しており、当時の様子が色濃く残っています。

NHK連続テレビ小説「おひさま」のロケ地として使用されたことでも有名です。重要伝統的建造物群保存地区として、地元住民の方々の協力により、当時の町並みが大切に保存されています。

 

奈良井宿に最も近いJR奈良井駅の観光案内所では、2015~2016年の約1年間で訪れた外国人観光客で最も多かったのは、なんとアメリカ人。次いで、オーストラリア人が多く訪れていたそうです。一方で、中国人や韓国人は、まだあまり訪れていないようです。

 

外国人観光客のみなさんに人気なのは、「歩く」コース。町並みを歩いたり、峠越えにチャレンジしたり、ただ町並みを見るだけというよりも、昔の人が歩いた道を歩く体験をしてみたい、という想いが強いようです。

 

また、最近では、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を使って、外国人観光客を対象にアンケートを実施するなど、インバウンドにも力を入れている宿場町でもあります。

 

奈良井宿観光協会HP

 

 

生活感が色濃く残る静かな宿場町「海野宿」

海野宿(北国街道・東御市)

海野宿は、かつて中山道と北陸道を結ぶ重要な宿場町でした。

江戸時代の旅籠屋作りや茅葺き屋根の建物、明治以降の堅牢な蚕造りの建物が調和した町並みを残しています。「日本の宿100選」や「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されているほど、公として貴重な場所なのです。

ここでは昔より掟として「売らない・貸さない・壊さない」の三か条があったため、商いをしている箇所が少ないそうです。そのため、生活感が色濃く残っている、静かな宿場町です。

京都のようににぎやかで華やかな日本観光をするのもいいけれど、町並みをゆっくりと楽しみながら歩くことが出来るところが、外国人観光客にも人気の秘密かもしれません。

 

「長野の海野宿のシーン。江戸時代の建築が残る、もっとも美しい日本のストリートの一つです」(英語圏からの観光客)

海野宿観光情報サイト

 

 

末次優花
鳥取県生まれ。都会からUターンして現在は地元山陰を満喫中。都会に向けて山陰地方の魅力を日々発信しています。 人生最大の目標「ロードキル(動物の交通事故)を無くす!」をモットーに、地元大学で研究に取り組みながら、雄大な自然のなかでエコツアーガイドや移住支援事業に取り組んでいます。

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