きっかけは教え子との約束。駅弁の「掛け紙」で有名になった高校教師

2017.07.12

教え子との約束で駅弁ホームページ作成

とはいえ、趣味は「鉄道の旅」を楽しむこと。駅弁を食べたり、掛け紙を取っておくことは、おまけのようなものだった。それが2003年に一変する。きっかけは、ホームページの開設だ。

掛け紙を前に語る上杉さん

上杉さんの本業は高校教師。赴任した進学校で3年生のクラスを受け持つことになった。厳しい受験勉強に日々励んでいる生徒たちを応援したいと、夏休み最後の日、「自分も一緒に受験勉強するような気持ちになろう」と思い立った。

そして、夏休み明けの日、クラスの生徒たちにこう宣言した。「みんなと同じ気持ちで頑張るために、ネットを勉強してホームページを作る。君たちの目標は大学合格。私の目標は、Yahoo!の登録サイトになることだ。一緒にがんばろう!」。

すぐにホームページの作り方が書かれた本を買い、わずか2週間ほどで「駅弁の小窓」の基本ページを作成した。教師の仕事もあるので、更新などの作業には深夜までかかることもあった。しかし、その甲斐あって、2004年1月にはYahoo!の登録サイトと認定されたのである。

生徒たちとの約束を果たした「駅弁の小窓」はその後も着々と更新を重ね、人気サイトに成長していった。掲示板には、旅で出会った駅弁の書き込みや投稿が頻繁に寄せられる。

松本すみ子
シニアライフアドバイザー。2000年から団塊・シニア世代のライフスタイルや動向を調査し、発信中。全国各地の自治体で「地域デビュー講座」の講師なども務める日々。当事者目線を重視しています。 http://www.arias.co.jp/

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