女性の温泉ひとり旅。昭和レトロ感がたまらない大分県・鉄輪温泉編

2017.05.24
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先日、大分県別府市にある混浴・泥浴が有名な「別府温泉保養ランド」をご紹介しましたが、今回は、別府八湯のひとつである「鉄輪温泉」をご紹介します。地獄巡りに、共同蒸し場。他の温泉地にないような独特のレトロ感漂う温泉体験が味わえます!

別府八湯のひとつ「鉄輪温泉」

どこを歩いていてもこのようにもうもうとけむりに包まれる鉄輪の町

鉄の輸とかいて“かんなわ”と読む鉄輪温泉(かんなわおんせん)」は、別府八湯のひとつ。別府の海岸線から2kmほどの山側に位置し、別府名所の地獄が集中するエリアにあります。地獄はもちろんのこと、見渡せば360度のパノラマで、そこらじゅうからもうもうと湯けむりが立ち上る様子はさながらに地獄絵巻のよう。さすが日本一の湯量をほこる別府ならではの景観に、見ているだけで温泉気分が高まります。

なんでも、別府から湧く湯のうち有効活用されているのはわずか2割にも満たなく、そのほとんどがただそのまま海へ流れているのだそう(タクシーの運転手さん談)。この湯けむりの量を見れば瞬時に納得ですが、なんとももったいない話ですね。

数ある名湯がそうであるように、別府温泉の歴史も古く鉄輪温泉の歴史は鎌倉時代にさかのぼります。一遍上人が開祖と言われ、念仏行脚の途中にこの地を訪れ、猛り狂う地獄地帯を鎮め湯治場を開いたのが始まりで、江戸時代頃には湯治場としてかなり有名になっていたそう

今でも一遍上人は鉄輪の町の人から愛され、メイン通りとなる「いでゆ坂」には、この一遍上人開湯と伝わる鉄輪むし湯」と「上人湯」があり、鉄輪観光のスタートポイントとなっています。

むし湯

混雑時には待つこともあるという人気の「鉄湯むし湯」

自分の身体の悪いところを身代わりとなってくれるという、身代わり地蔵的な一遍上人の像

また、むし湯のそばには、自分の体の悪い部分や治したいところを上人像の同じ箇所に湯をかけて治癒を願うという「一遍湯かけ上人」の像もあり、鉄輪のイメージキャラクターとも呼べる存在。慢性の頭痛や腰痛持ちの人は、ぜひ祈願とお湯かけに出かけたいものです。

小林繭
東京生まれ、湘南生息中のフリー編集ライター。沖縄、ハワイ、島、旅モノやロハスネタを発信中。All About沖縄ガイド。目下、踊れる編集ライター目指し趣味のフラメンコに取り組む日々。

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