水族館で胸キュン。パンダのようなイルカが八景島にやってくる

TRiP EDiTOR編集部
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2016/06/08

横浜・八景島シーパラダイスといえば、「海」「島」「生きもの」の魅力を楽しめる、日本最大級の水族館。この人気スポットで2016年6月10日(金)から、関東では唯一となる、白と黒の鮮やかな体色が特徴の「イロワケイルカ」の展示が始まります。

日本でたった3カ所しか展示されていないイロワケイルカ!

白と黒の動物といえば、誰もが思い浮かべるのがパンダでしょう。そしてパンといえば上野。

いや、しかし。

シロクロの動物は決してパンダだけではありません。白黒のキュートな海の生き物が横浜に生息しているそうですよ。

その名は、「イロワケイルカ」。白と黒の色分けが鮮やかなイルカです。その展示が横浜・八景島シーパラダイスにてもうすぐスタートするんだそうです。

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シロワケイルカは体長1.5メートルほど、体重は40〜45キロと、イルカとしてはきわめて小型の種

体色がはっきりと白と黒の2色に分かれているのが名前の由来。生まれたばかりの赤ちゃんはほぼ灰色で、さまざまなものをおもちゃにして遊ぶ、とても活発なイルカだそうです。シーパラダイスで展示されるのは、宮城の仙台うみの杜水族館からやってきた「サクラ」(メス・5歳)と、三重の鳥羽水族館からやってきた「スカイ」(オス・2歳)の2頭で、関東では唯一ここでしか見られないそうです

現在、イロワケイルカの展示が行われているのは、シーパラダイスのほか、仙台うみの杜水族館鳥羽水族館だけです。豊かな海に囲まれたシーパラダイスへ、無邪気に泳ぎまわるイロワケイルカの小柄で愛らしい姿を見に行きませんか

イロワケイルカと日本の関係をおさらい

イロワケイルカをもっと興味深く観察したいという人向けに、イロワケイルカと日本のこれまでの展示の歴史をおさらいしましょう。彼らが日本へやってきたのは、1886年11月のこと。チリ政府の許可を得て日本の三つの水族館がチームを組み、マゼラン海峡のイロワケイルカの捕獲に着手しました。17頭が1987年の3月に松島水族館、鳥羽水族館、サンシャイン水族館に入りました。89年には松島水族館で国内初の繁殖に成功し、その後、2015年までに30頭以上の赤ちゃんが誕生しています。


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こちらがメスの「サクラ」

日本の水族館が野生のイルカを手に入れたのは1987年の17頭のみで、現在国内の水族館で飼育されている9頭もすべてこの17頭の子孫です。今後も協力し合い、繁殖に取り組むことで飼育下稀少種のイロワケイルカを保存していくのが日本の水族館の使命。シーパラダイスでもイロワケイルカの繁殖に挑みます。

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オスの「スカイ」は小さくてキュート

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