地域おこし協力隊の応募に踏み切れない人へ、僕が協力隊になったわけ

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2016/04/08

じゃあ、なぜ三重県尾鷲市だったのか?

地域おこし協力隊の応募に踏み切れない人へ、僕が協力隊になったわけ

僕が地域おこし協力隊になろうと思った理由は、以上の3点でした。その想いが次第に強くなっていった事で、協力隊になる選択肢を選べたのです。

しかし、尾鷲市が丁度良いタイミングで募集していなかったら、まだ僕は協力隊になっていなかったかもしれません。というのも、僕は「活動したい場所」の候補を具体的に上げており、その一つが尾鷲市だったからです。活動したい場所以外での協力隊には、飛び込む決断ができるくらいの興味をそそられませんでした。

では、なぜ僕が尾鷲を候補として選び、活動の場に決めたのか?それについても、共有したいと思います。

1.母方の家族がいる

これはやはり大きいですね。母親が尾鷲市出身で、小さい頃は良く尾鷲に一緒に帰省をしていたので。馴染みのある街だし、何より一人暮らしをしていても、他に飯を食べたり、寝床を求めたりできる場所がある。祖父母の顔も見たいですしね。

2.まちおこしに積極的

僕が協力隊になる選択肢を固めたきっかけは、「地域仕掛け人市」という、地域おこし協力隊になりたい人と自治体を繋げるイベントでした。そこには尾鷲市もブースを出していたので、チャンスと思って参加をしたのですが、そこで尾鷲市の方々の話を伺い、感銘を受けたのです。

「あぁ、尾鷲市は結構頑張ってるし、地域おこし協力隊へのビジョンもしっかりしてる」

尾鷲市は、役所はもちろん、観光物産協会や三セク、民間企業まで、色々な団体が面白いイベントや施設を運営し、情報発信をしています。

僕が子供の頃に訪れた尾鷲市は、単なる寂れた田舎の港町でしかなく、あまり良い印象はありませんでした。しかし、今になって見てみると、色々と面白い事を精力的にやっている。これは、尾鷲市を活動の場に選ぶに当たって大きな要素となりました。

やはり積極的に活動している自治体というのは、まちおこしに対するビジョンも明確なんですね。各人に「やらされている感」とかが無くて自発的ですし、各々のミッション・ビジョンもしっかりしている。だから、尾鷲市で活動するのは良い刺激になるだろう、とも思ったのは大きいですね。


3.魚とか、飯がうまい

尾鷲市は漁港の街だけあって、何より魚が旨いんです。今ではもっぱら刺身をガンガン食わせてもらってます(笑)東京では食えないネタでも、安くて新鮮なものが気軽に手に入るんですよね。そりゃあ、そんな魚をガンガン食えるのは魅力的です。

その他にも、柑橘類とか、大内山牛乳とか、牛ホルモンとか、美味いものが色々。東京じゃなかなか味わえないような良い素材を楽しめるのは、やはり魅力ですよねぇ。ちなみに、地酒も色々あって、意外とうまいんですよ。

4.都会に出るのに不便じゃない

やっぱり、地方に出るとはいえ、たくさんの仲間がいる東京にはちょくちょく帰りたいと僕は考えています。だから、あまりにも東京に行きづらい街では、活動の拠点を持てませんでした。

尾鷲市は、正直東京からは非常に遠いのですが、行きづらいという訳ではありません。毎日夜行バスは出ているし、特急や高速バスで名古屋にも出られます。名古屋には友達もいるし、片道3時間、3000円程度で行けるので、たまーに遊びたい時なんかでも行けるのはポイントでしたね。

また、高速も開通したので、車があれば京都も3時間、大阪は3時間半で行けます。紀伊半島の僻地にありながら、都会へのアクセスはそこまで不便じゃない。それも安心要素としてはありましたね。

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