おじさん、頭にコケが!? 岸和田市で環境緑化に取り組む「苔おじさん」

2018.02.14

暮らしにとけこむ「苔テラリウム」

粘り強い説き落としの甲斐あって奥様の理解をなかば得ることができ、「やあね、こけちゃっカー」は無事に街へと繰り出しはじめました。以来、誰もが思わず振り返るダイナミックな緑化運動が功を奏し、地元のローカル路線「水間鉄道」のヘッドマークを苔で包み込むという依頼が舞い込んだり。

現在力を入れていらっしゃる「苔テラリウム」のワークショップは、関西以外からも「講師に」と声がかかるようになったのだとか。

地元を走るローカル路線「水間鉄道」からはなんとヘッドマークの緑化を依頼された

▲地元を走るローカル路線「水間鉄道」には、街の緑化推進のシンボルとして、なんと「ヘッドマークの苔装着」を手掛けた

各地で「苔テラリウム」のワークショップを開く泉原さん。場所は問わず、ちょきには電車の車内で行うことも

▲各地で「苔テラリウム」のワークショップを開く泉原さん。場所は問わず、ときには電車の車内で行うことも

泉原さんがつくり方をレクチャーする「苔テラリウム」

▲泉原さんがつくり方をレクチャーする「苔テラリウム」

。ふたを閉めても水分が水蒸気となって循環するため、ほとんど水をあげなくても育つ

▲ふたを閉めても水分が水蒸気となって循環するため、ほとんど水をあげなくても育つ

 

泉原「小さなお子さんが『苔ってかわいい』って言うてくれる。そんなとき『ああ、やっててよかったな、伝わってるな』と感じますね」

 

では泉原さん、これからの夢は?

 

泉原「夢は『苔装着車の普及』ですね。いつか『苔が生えていない車のほうが珍しい』という時代が来てほしい。そして自分はその先駆者となりたいです」

 

泉原さんが全身全霊を傾けた緑化運動はまだまだ続きます。それこそ、苔のむすまで。

 

環境緑化の大切さを視覚からメッセージする愛車「やあね、こけちゃっカー」。いつくしむように見つめる泉原さん

▲環境緑化の大切さを視覚からメッセージする愛車「やあね、こけちゃっカー」。いつくしむように見つめる泉原さん

 

 

さくらや・いずはら集配専門クリーニング

http://www2.sensyu.ne.jp/sakuraya/

 

苔テラリウムワークショップ

https://koketerariumu.jimdo.com/

吉村 智樹
京都在住の放送作家兼フリーライター。街歩きと路上観察をライフワークとし、街で撮ったヘンな看板などを集めた関西版VOW三部作(宝島社)を上梓。新刊は『恐怖電視台』(竹書房)『ジワジワ来る関西』(扶桑社)。テレビは『LIFE夢のカタチ』(朝日放送)『京都浪漫』(KB京都/BS11)『おとなの秘密基地』(テレビ愛知)に参加。まぐまぐにて「まぬけもの中毒」というメールマガジンをほぼ日刊で発行している(購読無料)。

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